国際トランスジェンダーの日とLGBT差別禁止法について

性同一性障害(性別違和・性別不合)

こんばんは。古江です。

先日の話になってしまいましたが、毎年3月31日は国際トランスジェンダーの日です。この日が作られたのは2009年の事で、世界中のトランスジェンダーの人たちが直面している差別の現状の認知度を上げる為の日であって、トランジェンダーを祝福するための日ではないとも述べられています。

わたしもジェンダー界隈のことは日々勉強中で色々と新たなことに気づかされます。

最近は何かと予定が詰まっていて忙しかったのですが、LGBT差別禁止法案について色々と考え調べていました。

私これまでどちらかというと反対の立場を取っていましたが、あくまでこれは何かしらの罰則規定が設けられていた場合です。

差別禁止法と聞くと、差別することに対して何かしらの罰則があるのでは?と思ってしまいますが、日本国内の法律で例えば男女共同参画社会基本法には罰則が設けられていません。なので仮に差別禁止法案が出来たとしても必ずしも罰則が出来るというわけではないのです。

ただ罰則がなかったとしても、法律で”差別することは許されない”という明確な記述があるのであれば、仮に訴訟に発展した場合に当事者の後ろ盾にはなると思います。G7でも性的マイノリティーに関しての差別禁止法が無いのは日本だけだと最近は言われています。広島サミットが近いこともありますが、ジェンダーに関する国際団体も政府に対して訴えかけています。

同性婚や同性カップルが賃貸を借りられるようにするのは、やはり法律でしっかりとその権利を認めてほしいですね。

おそらく大多数のトランスジェンダーは、”そっとしておいてほしい”という意見が多いのだと思います。わたしも出来る事なら”普通の女性として”静かに生きる事が出来たら。と思う時があります。しかし現実には、この国では同性で結婚することも出来ず、トランスジェンダーであることが就職などでは非常に不利となるのです。

道のりは長く険しいですが、この日本を全てのジェンダーが生きやすい社会に少しでも近づけられるよう努力したい思いです。

AGS代表 古江鮎花 - AYUKA FURUE -

長野県を全てのジェンダーが生きやすい社会へ。アユカジェンダーサービス(AGS)代表。GID(性同一性障害)学会会員。GID学会エキスパート研修修了者。30代過ぎに性同一性障害と診断され、以降はホルモン治療を続けながら女性として生きる事を選ぶ。女性と子供の安全に最大限配慮し、性同一性障害の理解促進と誰もが愛と結婚を叶えることが出来る真の共生社会の実現を目指す。
趣味はゲームやアニメ、車や音楽と多彩。WEBやサウンドデザイン、文章ライティングやロゴデザイン等のスキルを併せ持つ。

著書:『心が女性だから』は許されない-真の共生社会への道-

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