おはようございます。古江です。
GW明けから大変忙しく、長野市や松本市、安曇野市など長野中を駆け回っておりました。世間ではLGBT理解増進法案について大変騒がれておりますが、明確な差別禁止を叫ぶ方々もいれば、法案は必要ないという方々もいる等、同じ当事者間でも意見は真っ二つに分かれているのが現状です。
AGS代表の私としては、同性婚は法律でしっかりと認めるべきだと思いますし、同性カップルが賃貸を借りられない等はしっかりと法整備をし、不当な扱いが行われる事の無いようにすることが必要だと感じています。
しかし、よく言われているLGBT当事者への差別とは一体何なのでしょうか?
傷つく言葉を言われた… ひどいアウティングをされた… もちろん私も経験がありますし、それは非常に心に傷を負うものですが、それが全て故意なのかといえばそうで無いこともあるかとおもいます。たいていの場合はジェンダーに対する知識や理解不足からくる誤解であり、本当に悪意をもって行われている例は私は経験したことがおそらくありません。
そもそも世の中の大多数であり企業社会を構成している中高年シスジェンダーには、現在教育機関で行われているジェンダー教育等はありませんでしたし、それを知る術も普段の生活では無かったと思います。それで正しい理解を求めろというのは難しい話であると私は思います。マスメディアの偏ったキャラクター性が誤解を助長している側面もあるのでしょう。
LGBT理解増進法、そして今後は明確な差別禁止法案へと徐々に移行していくのでしょうが、今の流れのままで本当に理解が増進されるのか?わたしは逆に理解が遠のく可能性も大いにあると感じています。