女性用トイレがない公共トイレ

女性の人権

古江です。何故このようなことが起きるのか、私は理解できません。

野外の公共トイレであるにも関わらず、男性用の小トイレと、誰でもトイレが2つ。

女性用がありません。

渋谷区と日本財団が協働で進めているプロジェクト「THE TOKYO TOILET」により整備されたとありますが、このプロジェクトは女性的な見解が全く反映されていない用に感じます。大雑把な言い方をしますと

効率的な事だけを考えて作ったトイレ。

と私は感じるのです。

おそらく使用する女性の気持ちは微塵も反映されていません。これを考えたプロジェクトの人間はみんな女性のことをまったく考えない男性だったのでは無いかと疑うくらいあり得ないことだと私は思っています。

海外の流れもそうですが、ジェンダー平等、多様性と謳いながら、女性の生存権は侵害され続けています。トランス女性についての意見を女性が言おうものなら差別だ偏見だと騒がれ、謝罪と撤回を求められます。基本的に温厚で事を荒立てようとしない日本人女性は、非常に肩身の狭い苦しい思いをされているのではないでしょうか?

今の世の中は、確実におかしな方向に向かっていると私は思っています。

ジェンダー平等、多様性、性差をなくそう、その他色々な耳には心地よい言葉が並びますが

その言葉の先に、誰もが平等な平和な社会が待っているとは、私は疑問を感じざるを得ません…

AGS代表 古江鮎花 - AYUKA FURUE -

長野県を全てのジェンダーが生きやすい社会へ。アユカジェンダーサービス(AGS)代表。GID(性同一性障害)学会会員。GID学会エキスパート研修修了者。30代過ぎに性同一性障害と診断され、以降はホルモン治療を続けながら女性として生きる事を選ぶ。女性と子供の安全に最大限配慮し、性同一性障害の理解促進と誰もが愛と結婚を叶えることが出来る真の共生社会の実現を目指す。
趣味はゲームやアニメ、車や音楽と多彩。WEBやサウンドデザイン、文章ライティングやロゴデザイン等のスキルを併せ持つ。

著書:『心が女性だから』は許されない-真の共生社会への道-

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