古江です。今日は埼玉県富士見市議会の女性議員の件について、私の考えを書いていこうと思います。

加賀議員の意見については私も以前から申しているとおり、同じ見解です。タレントのおかもとまりさんもこのような意見を述べていました。

やはりシスジェンダー女性の意見も様々で、理解できると言う人もいれば、一瞬身構えたり怖いと思う人もいるのです。それは決して差別などではありませんし、普通の反応だと思います。誰しもが十分なジェンダー知識を持ち合わせている訳ではないですし、価値観も様々です。
以前の記事にも書いたことなのですが、トランスジェンダー女性の女性専用スペースの利用は、それなりの基準は設けるべきだと思います。GID(性同一性障害)判定はもちろんのこと、改名と筋肉注射による数年の性ホルモン接種くらいは行わないと、恐怖感を持つ女性は安心できないのではないか?と思うのです。(トイレ利用の場合。お風呂は性別適合手術済みが望ましいと思います)
AGSの根本的な考え方としては、大多数のシスジェンダーと少数のLGBTが共に心地よく共存できる社会を作るためには、一方の価値観の押しつけはあってはならないと考えています。現状のLGBTの流れに違和感を感じているのは正にこの部分であり、良くも悪くもLGBT側の意見ばかりが取り上げられている印象を受けるのです。以前にも書きましたが、このままでは先に分断しか待っていないとおもいます。
ジェンダー平等、性差をなくそう。色々な言葉が世の中に飛び交っていますが、男性は女性より力が強いのは紛れもない事実ですし、生命を宿すのは女性だけなのも事実です。男性が外で働き、女性が家内を守ると言う昔ながらの日本の価値観は決して間違っているわけでもないですし、それはそれで素晴らしいと思います。それを強要するのは明らかな間違いだとは思いますが。
上記のことを考えると、性差は合って良いと思います。社会システム的な部分でまだまだ男尊女卑な部分はあるかとは思いますが、男性が得意な部分、女性が得意な部分、それは間違いなく存在するのです。お互いがそれぞれの部分で補っていけば良いだけの話で、男性も女性も一緒の扱いで平等にすれば良いというわけでは無いと思います。
難しい問題ですが、色々な意見を平等に聞き、それを摺り合わせて反映することこそ本当の多様性ではないでしょうか?