非常に不愉快と言わざるを得ない総理発言

ジェンダー関連 同性婚&カップル

KOTUKAI

岸田文雄首相は1日の衆院予算委で、同性婚の法制化に関し「極めて慎重に検討すべき課題だ」と述べ、否定的な考えを改めて示した。同性カップルに結婚の自由を認めようとしない理由について「家族観や価値観、社会が変わってしまう課題だ」と強調した。

共同通信より

いきなり引用で始まりましたが、さすがにこれは不愉快すぎて呆れかえる思いです。

本来ならばこんな時間にブログ記事は更新しないのですが(現在23:36)この記事を見て憤りが収まらなかったので記事を書いております。

世界的に同性婚が認められる流れの中で、先進国の国の代表がこの考えでは頭が痛くなりますね… 支持率も落ち続ける岸田首相ですが、

「家族観や価値観、社会が変わってしまう課題だ。」

とおっしゃってますが、ただ 自分の価値観に合わないor理解できないから同性婚は認めたくない。と言っているようにしか聞こえないのは私だけでしょうか?

同性婚はアメリカでも結婚尊重法案が可決承認され、日本はますます遅れをとってます。同性婚が認められたことで、他の同性婚が認められた国で何か大きなデメリットが起きましたでしょうか?

たしかに全ての人に快く理解してほしい。というのは行きすぎているかもしれませんし、それに険悪感を抱く人がいても仕方が無い事だと思います。が、

結婚という誰もが認められるべき尊い愛の形。それを奪うことは許されないはずです。

あまり政治の話をするべきでは無いのかもしれませんが、この国の政治家は本当に呆れかえる発言をする方が多く、庶民的目線が圧倒的に足りておりません。(ただ自民党にも小野田紀美参議院議員のように本当に頑張っている方も多くいらっしゃいます)

なので私達に出来る事はその思いを何かしらの形で目に見えるように発信していくこと。これしか無いと思います。

しかし今回のことは本当に憤りの気持ちが強く、正直記事を見ただけで悲しくもなり悔しくもなり…

少しでもこのおかしな日本をより良くしていくために、頑張っていきたいと思います。

AGS代表 古江鮎花 - AYUKA FURUE -

長野県を全てのジェンダーが生きやすい社会へ。アユカジェンダーサービス(AGS)代表。GID(性同一性障害)学会会員。GID学会エキスパート研修修了者。30代過ぎに性同一性障害と診断され、以降はホルモン治療を続けながら女性として生きる事を選ぶ。女性と子供の安全に最大限配慮し、性同一性障害の理解促進と誰もが愛と結婚を叶えることが出来る真の共生社会の実現を目指す。
趣味はゲームやアニメ、車や音楽と多彩。WEBやサウンドデザイン、文章ライティングやロゴデザイン等のスキルを併せ持つ。

著書:『心が女性だから』は許されない-真の共生社会への道-

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